よくあるご質問
- 入園までにオムツが取れなくても大丈夫でしょうか?
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月齢や環境を含めて、子ども達には個人差があります。幼稚園でもひとりひとりに合わせた対応を心掛けています。体と心の準備ができれば、自然に自立すると思います。また集団生活では、様々な子ども達の姿に刺激を受けて、「わたしもやってみようかな?」と自分からトイレにいくこともあります。安心していらしてください。
- 好き嫌いが多く、野菜は全く食べません。
- 小さな頃の好き嫌いは一時的なものがほとんどです。ご家庭の味に慣れているので、新しい味や珍しいものに抵抗があるお子さんもいらっしゃいます。幼稚園では、毎日の給食を一緒に食べながら、「美味しいね」と顔を見合わせたり、一緒に食べることで、興味をもったりします。また、「畑体験」によって自分の手で野菜を育てることで、新鮮な野菜の美味しさや興味をもったり、「わくわくランチ」という異年齢児食育交流をし、年長児の食事の様子を見たり、お世話してもらううちに、「食」が広がってくることもあります。「食事」が楽しいと感じる気持ち・・大人も子どもの「手作り」の美味しいものを囲んで和やかに食事ができる事が大切です。
- 人見知りが激しく、園に慣れるか心配です。
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子どもはまず、身近なお母様、そしてお父様やご家族へと、一緒にいて安心できる人の傍で、自分を大切に思ってくれているという「愛情」を感じ、信頼をし、次のステップにチャレンジしていきます。人見知りが強いお子様は、それだけ愛情が深いと思って、おおらかな気持ちでそっと背中を押してください。お子さまは、保護者の方の不安を敏感に察します。入園当初など離れ際にあまりにも泣かれますと、一緒に不安な気持ちになって、それがお子様に伝わって悪循環・・ということもありますので、明るく、元気に、「いってらっしゃーい!」とお任せください。但し、急がずにゆっくりペースで勧めることが大切なお子様もいらっしゃいます。ひとりひとりの姿を見極めて対応させていただきますので、どうぞご安心ください。幼稚園では、お子様がわくわくするようなあそびを用意して、待っています。ご家庭と園とが連絡を密にし、今のお子さまの姿を見極めていくことが大切だと思っています。
- 同年齢の子と遊び経験がほとんどなかったのですが、初めての集団の中で仲良く過ごすことができるのでしょうか
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様々な環境の変化で、そういったお子さんが増える傾向にありますが、大丈夫です!はじめは不安が大きいと思いますが、慣れるまでは保育者がいつもそばにいて、子ども達同士が早く仲良くなれるようパイプ役に努めます。異年齢児交流も盛んなので大きい子たちがたくさんお世話をしてくれています。子どもは大人が考える以上にたくましさを持っています。どんと送り出してくださいね。
- 普段、幼稚園ではどのようなことをして過ごしているのでしょうか。
登園から特定の時間までは、フリータイムとして、子どもたちが自ら「あそび」を選び取り、それを楽しみ、夢中になって取り組むことをねらいとしています。チャレンジルームという3つの特別保育室や、ホールや園庭での広い空間での運動遊び、砂や泥や草花を身近に感じることのできるあそびなど、心を発散し毎日を楽しみながら興味や関心を育てる大切な時間です。
一斉の片付けの後は、クラス保育になります。同年齢の子どもたちが発達に応じたねらいの中での「一斉活動」は、友だちや担任と関わる中で、苦手なことやあまり興味をもたない事にも、チャレンジしてみたり、それを達成することを目標とし、クラスの仲間意識が育つなくてはならない時間です。
また、毎日の身の回りの支度等を生活の中で規則正しく継続して行うことで、幼児期に身に付けるべき「基本的生活習慣」を確立していきます。
生活の中心にある「完全給食」は、子どもたちの楽しみな時間であり、食事のマナーや「食材」への感謝を深めると同時に、健康な体づくりをしていく役割があります。